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「自分らしさ」語る若者が辞めない会社とは 変わるべきは40代以上
10 Months ago

どんな仕事も3年続ければ道が開け、成功にもつながる――。日本で長く流布してきた「石の上にも三年」、社会や働き方が変わる中でどう考えてゆけばいいのでしょうか。インタビューシリーズでお届けします。
 厚生労働省が発表する新卒の3年以内の離職数は、近年約3割で横ばいです。量的変化はないものの、辞める理由の「質」は変化しているとされています。この質の変化について、一説には職場への「不満」型退職から「不安」型退職に変わった、などとも言われていますが、私としては、ことば遊びの域を抜けて、職場における若い人の活躍にフォーカスして考えたいと思います。

 思い出すのが、「自分らしくこのプロジェクトで働けないから辞めたい」「自分らしくいられないから辞める」……といった若者からの吐露です。

 私が営む組織開発会社のクライアントや古巣の人事コンサルの先輩とも、「こう言って辞める若者が多いよね」、としばしば話をします。

 昭和生まれの私からすると、にわかに理解しにくいのですが、今の若者の「自分らしさ」へのこだわりは、並々ならぬものを感じるのです。とはいえ、それはある意味では自然なことだと思っています。



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